2017年3月31日
インバウンド向けインターネットサービスを提供する株式会社SOZONEXT(ソーゾーネクスト、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:申 昌赫)は、SBクラウド株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 兼 CEO:エリック・ガン)のクラウドサービスを活用し、インバウンドビジネスの中でも特に注目度が高い中国人旅行客向けビジネスを包括的にサポートする事業を2017年4月1日より本格的に開始します。
SOZONEXTは、本事業において日本のホテルなどへのコンサルティングやマーケティング支援を行うほか、民泊の運用代行、人間ドック予約サイトの利用促進などに取り組みます。SOZONEXTが有する中国の販売チャネル、IT技術、カスタマーサービスを駆使することで、日本企業などは効果的なビジネス展開が可能になります。
SOZONEXTは、日本および中国でシステムを一元管理することを目的に、日中両国にデータセンターを有するSBクラウドのクラウドサービス「Alibaba Cloud」を利用します。SBクラウドのサービス管理画面やサポート窓口は日本語に対応しているため、日本企業は安心してサービスを利用することができます。
SOZONEXTが「Alibaba Cloud」を活用して行う具体的な事業は以下のとおりです。
1.ホテル
加森観光株式会社が運営する北海道大手リゾートホテル「ルスツリゾート」のマーケティングをサポートします。中国マーケットにおいて、SNSなどによる効果的な広告展開を行い、複数の中国有力チャネルでの販売を強化します。また今後は、他地域のホテルも対象に同様のサポートを行う予定です。
2.民泊
法整備により今後の拡大が見込まれる民泊の運用代行を「@HOST」のサービス名で受託します。複数の中国民泊予約サイトに物件を登録し、ダブルブッキングを回避して予約を受け付け、物件稼働率を向上させます。SOZONEXT のIT技術を駆使することで、業界最安値の水準の手数料を実現しました。また、訪日中国人旅行客向けにカスタマーセンターを設け、予約から帰国後までのコンシェルジュサービスを提供するほか、空港からの送迎、レストランの予約、クーポンの発行などを行います。
3.人間ドック
日本最大級の人間ドック予約サイトと連携し、中国へのマーケティング、販売強化を行います。中国からのメディカルツーリズムは今後有望な分野です。医療分野に強い複数の中国チャネルと連携することで、訪日中国人旅行客による人間ドックの受診を推進します。
■株式会社SOZONEXTについて
ITコンサルティングおよびシステム開発を行う株式会社ニュートラストシステム(以下「NTS」)の子会社です。NTSは日本と中国に拠点を持ち、ITを中核事業として、訪日中国人旅行客にかかわる旅行事業支援も行っていました。2016年1月、NTSがインバウンド向けサービス事業に特化した会社としてSOZONEXTを設立し、NTSが有する高度なIT技術を活用して事業を行っています。詳細はこちら(SOZONEXT:https://www.sozonext.net/、NTS:http://newtrustsystem.com/)をご覧ください。
■SBクラウド株式会社について
ソフトバンク株式会社と世界最大手Eコマース企業の一つであるAlibaba Group Holding Limitedが2016年1月に設立した合弁会社で、Alibaba Groupのクラウド事業を担うAlibaba Cloudが提供するクラウドサービス「Alibaba Cloud」を日本で提供します。パブリッククラウドサービスの需要が急速に伸びている日本市場において、ベンチャー企業から多国籍企業にわたる幅広い顧客ニーズに合わせて仮想サーバーサービス、データストレージサービス、負荷分散装置、リレーショナルデータベースサービス、セキュリティーサービスなどを提供します。詳細はこちら(https://www.sbcloud.co.jp)をご覧ください。
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